会社って簡単にできるの?会社設立の流れを僕の経験からお話します。

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そういえばこのブログなんですが、自分で言うのも恥ずかしいですがかなり未完成な部分がありまして、、、。それと僕自身の記憶も結構曖昧な部分もあったり、あとで思い出したお知らせしたい情報とかもあったりして、、、。

”結構追記や訂正ありますので、寛大な受け止めでよろしくお願いします(笑)。”

というわけで、DIYを貫いて活動してきた僕が、DIYで頑張りたい皆さんを応援するブログですので、今回は自分で会社(法人)を設立するにはどうするのか?をお話ししたいと思います。

個人じゃなんでダメなの?会社(法人)を設立する理由

DIYで頑張っているバンド、アーティスト、レーベル、個人事業主などなどの皆さん!儲かってますか?

えっ?儲かってない?であれば、この記事はあんまり意味ないですが、近い将来儲かった時のための予習ということで是非読んでみてください。

個人で頑張っている皆さんが法人を設立しちゃおうかなって思う時ってどんな時でしょうか?

まず間違いなく”税金関係”でしょう

そんなもん黙ってればわかんないって?いやいや、国税庁を甘く見てはいけません。彼らは儲かっている人を見逃しません。しかも税金って借金と違って”絶対に”逃れたり逃げ切ることはできません。マジっす。

自分で商売するなら、何よりもここは絶対肝に銘じておいたほうがいいです。JASRACの支払い請求よりも厳しいですよ。なんせ国で定めた法律で決まってますから。

僕の会社も税務調査が入ったことがありますが、今はマイナンバーが個人にも法人にも割り振られているので情報も筒抜けです。ここは諦めて納税義務を果たしましょう。

って、かなり横道に逸れましたが(汗)、法人を設立する最大の理由は、

個人の収入では大きすぎるため、節税のために法人を設立する場合がほとんどだと思います。

うちもそうでした。いろいろと考え方はあると思いますが、僕個人の意見だと最初に考える段階は、消費税の支払い義務が生じる売上1,000万円に達した時、次は簡易課税の選択ができなくなる売上5,000万円を突破した時ですね。

業種によるので一概には言えませんが、給料とかではなく自分で稼いでいる方なら、年商1,000万円を超えてきたら法人化を意識するようにしてみてください。それまでは特に考えなくてもいいと思います。

会社を作れば晴れてあなたも経営者の仲間入りです!”社長!”ってキャバクラで呼ばれてもハッタリではなく事実になります(笑)。

法人で活動するメリット・デメリット

メリットはお金にまつわるところと信用の度合いです

法人にすることで最もメリットが大きいのは、”お金”と”信用”です。

上で書いたような税金も個人で同じ額を稼いでいた場合だとかなり優遇されますし(優遇という言い方はちょっと語弊がありますが:汗)、前金で支払いを求められていたものも法人だと売掛でよかったり、何かに登録する時とか、あとは法人じゃないと取引してくれないなんてこともあります。

これは法人登記をすると透明性が一気に増すことがあると思います。個人だと何かマズイことがあったら逃げやすい感じですかね(汗)?個人も確定申告をする義務はありますが、法人の場合は毎年必ず決算を行って申告するからかもしれません。法務局に行けばその会社の情報も手に入るし。

日本で商売をする場合は法人であることのメリットは結構あると思います。日本人として海外と取引をする場合は、ほぼ前金だからあんまり旨みはないかな?輸入税関で手続きするのにちょっと有利なのは日本国内だからですかね。

あとは、活動自体が会社として表現されるようになるので、個人でやられていた方にとっては自分の個人情報などを出さなくて済むようになります。これって結構重要ですよね。

稼ぎまくっているバンドさんやレーベルは、会社を作ってみてはいいかがでしょうか?

デメリットは、、、”適当”ではいられなくなること

基本的には個人も法人も同じなんですが、僕のこれまでの経験上、様々な申告義務については圧倒的に個人の方が甘いです。法人はその活動に関する報告・申告義務が大変です。お金については結構な金額を払って税理士を雇って管理するくらい複雑な場合があるし(個人でも雇う方いますが)、いろいろ手続きが難しいです。

個人の時に見て見ぬフリをできていたこともできなくなります。国(国税庁・法務省)、都道府県・市町村に細かく管理されます。

まだまだそこまで行ってないなぁ〜って方は個人事業主でもいいかもしれません。

実際に法人を設立する方法

税理士や会計士に丸投げしてドン!っと作ることは可能です。でもそれはDIYじゃないですし、結構な金額(数十万)とられると思います。僕は1ヶ月くらいかけて手続きを全部自分でやりました。

うちはビッグマウス・ワールドワイド有限会社という社名ですが、今は有限会社は設立できませんよね。資本金の規定も変更されていたりするので僕の時とはちょっと違うかもしれませんが、基本は同じだと思うので、何をしたかを説明します。

1) 社名を決める
2) 定款を作る
3) 資本金を預ける
4) 法人登記を行う

だったかな?

1) 社名を決める

確か同じ地域の同じ業種で同じ社名はNGだった気がします。今はネットとかで調べられるんですか?わかりませんが、僕の時は管轄の法務局に出向いて同じ会社のところがないかどうかをペラペラと紙をめくって調べました。資料の持ち出しもできなかったと思います。

同じ社名のところがあった場合は他の社名を考える必要があります。なければまぁ決定で!

2) 定款を作る

自分の会社の法律みたいなものです。これを作るのですが、作っただけじゃダメなんですよ。これを公的に証明するために、公証役場に行って承認してもらいます。4万円くらいかかったかな?手続き自体は10分くらいで終わった気がします。

3) 資本金を預ける

今は株式会社でも1円でいいんですよね?合同会社は0円ですか?”ググれよ、カス”と言わないでください(汗)。

僕の時は株式会社は1,000万円以上、有限会社は300万円以上の資本金を預ける必要があったため、小規模の会社はみんな有限会社からスタートして、大きくなると株式会社になる感じでした。

というわけで僕の場合も有限会社なので、300万円を銀行に預けてその証明書かなんかを登記の際につけるような感じだったと思います。

で、銀行に預ける際に手数料を取られます。大きな銀行ほど手数料が高いです。うちは某地銀最大手に預けたので5万円かかりましたが、信用金庫だと5,000円で済むと聞きました。メガバン(都銀)ならもっと高かったのかな?

4) 法人登記を行う

社名を決めて、定款作って、資本金預けたらいよいよ法務局に法人登記に行きます。

ここまでくればあと少しです。

端折りましたが、事業の内容とか役員名簿とか会社の所在地とか株式発行数とかは定款に記載します。それが登記されると登記簿謄本に登録される形です。変更もできますが、お金がかかります。1回1と7の数字を間違えて2回分(4万だったかん?)取られて泣きました。

なんかもう記憶も曖昧ですが、何種類かの書類を書いて、定款と資本金の預けた証明書みたいなのと合わせて登記申請します。その際に印鑑登録もやったかな?

申請後2週間くらいすると完了して、法人として取引を行う際に提出を求められることが多い登記簿なんかが出力できるようになります。そうなったら銀行口座とかクレジットカードとか、法人取引契約なんかができるようになりますね。

と言った感じです。僕の経験は古いので、今はもっと簡素化している可能性はあります。あしからず。

ちなみに法務局の人って他の役所に比べて優しいので、聞けば親切に教えてくれます。税理士や会計士に聞くとお金がかかるようなこともタダで教えてくれるので活用しましょう。税務署も優しく詳しく教えてくれるし相談に乗ってくれますよ。納税に困ったら正直に相談しましょう。

そこからは、今まで適当に管理してた在庫やお金もきっちりやって、決算時に申告するといった具合です。僕のような”ザル”だと最初ものすごく苦労しますよ(笑)。

会社作るのは簡単ですが、閉めるのは至難の技です

と言った感じですが、どうでしょう?なんか面倒くさそうですか?

ここまで長々と説明しておきながら、一言ではっきり言います。

会社を作ること自体は簡単です

実際にはそんなに面倒ではなく、むしろ利点のほうが大きいと思います。僕の場合は、おかげさまで(笑)個人事業主では管理できないような売り上げになってしまい、取引先から法人化してくれと言われて泣く泣く会社にしましたが、会社になるといろいろな角度からの指摘、監査が入りますので健全になると思うし、自分自身もとっても成長します。

ただし、これは経験者からの忠告ですが、

会社を閉めるのはとっても大変です

なんでもそうだと思うのですが、勢いも手伝ってやるぞ〜って時は結構いけます。でも後始末はホント大変ですよね。バンドの物販だって作るのはお金さえあれば簡単にできますが、在庫をさばくの大変ですよね?

法人という人格ができてしまった以上、気軽にやっぱやめたってわけにはいきませんので、そこだけは注意してください。できれば未来永劫続くのが理想的です。

さぁ張り切っていきましょう!!

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