売れるバンド名のつけ方を考えてみました！！

[ad#ads1]

DIYインディーズバンドを全力で応援する！！

と宣言してスタートさせたこのブログなので、今回はバンドをスタートする時に最も重要なお仕事、

”バンドの名前を決める”

ことにフォーカスしてみたいと思います。

これからバンドを始めようという方はもちろん、バンド名の改名を検討している方、バンド以外でもレーベル名やアーティスト名、ペンネームなどを考える際の参考になれば幸いです。

僕のレーベル”BigMouth JPN”を名前を決めた時の事例

このブログ記事は記憶を辿る機会がホントに多いので頭の体操になりますが（笑）、バンド名を決める手順をお話しするのだからまずは自分の例を示すしかないですよね。

僕が2001年に立ち上げたレーベルBigMouth JPN（ビッグマウス・ジャパン）ですが、

僕自身レーベルをスタートする前からいろいろと主に洋楽関係のお手伝いをしていました。最初に手がけたCD作品が日本のバンド４組と海外のバンド４組の楽曲が入ったコンピで、海外バンドの制作ほぼ全てを担当しました。

その時にMIDTOWNと初めて出会って、彼らが日本に来た時にツアーマネージャーのように面倒を見ました。当時はまだサラリーマンだったので、会社の仕事が終わったら駆けつけるとか（サボって現場に向かうとか：笑）して、無理やりでしたがとっても貴重な楽しい時間を過ごしました。

その後に、”雇われの身では好きなことができない”ということで自分のレーベルを同僚と２人で立ち上げたのですが、最初はレーベルを立ち上げてから作品をリリースするのではなく、作品のアイデアが出来上がっていてその作品を出すためにレーベルを作ったような流れでした。

その作品は大好きなバンドの曲を集めたコンピだったのですが、そのタイトルが”Real BigMouth”（仮）だったんです。

タイトル名を決めた理由は、当時自信満々で生意気で勢いだけはあった僕たちはその自覚だけはあったため、

”本当に大口ばかり叩いていました”

以上です（笑）。マジです。

このタイトルをMIDTOWNのGABE(現Cobra Starship)に相談して英語としておかしくないか見てもらったら、

”正しくは、A Really BigMouthかな？”

ということでタイトル名が、”A Really BigMouth”に決定したんです。

VA “A Really BigMouth” June 1st 2001

その後レーベル名を決めたのですが、当初は”BigMouth Records”でした。手作りでステッカーとか作っていたのではっきり憶えています（笑）。

が！！ここで急展開があり、

”レーベルってみんなRecordsって入れるよね？うちら他とは違うからやめよう！世界に羽ばたくんだからJapanを入れよう！”

というわけで”BigMouth Records”から”BigMouth Japan”になりました。

そこからさらに”Japan”は露骨だから旅行用語でいう３レターコード”JPN”になってようやく正式なレーベル名”BigMouth JPN”が完成しました。

決定までに半年くらいかけたかな？

濁点の付く名前は売れる！の法則

これは共同創業者の定義ですが、

”名前に濁点が入っているバンド・レーベルは売れる！”

というものです。特にバ行が良いらしいです。

ビッグマウス・ジャパン
ブリンク１８２
グリーンデイ
オフスプリング
ランシド
イエローカード
フォールアウトボーイ

他にも日本の洋楽インディーパンク界を一緒に切磋琢磨で駆け抜けた盟友ブリオン、インアンドアウトレコーズも当てはまりました。

異論も反論もご意見も全く受け付ける気はないです（笑）。

１つの参考にはなりますか？

ここでレーベルの方には耳寄りなお得情報です！うちは”Records”は平凡だからつけないと宣言しましたが、”Records”をつけるともれなく上記”濁点の法則”が当てはまってしまいます！！

“Records” →　”レコーズ”

好きな名前にレコーズをつければ大丈夫なので気が休まりますね（笑）。

他のバンドはどうやってバンド名を考えたか？

APことAlternative Pressに面白い記事が載っていたので紹介します。

楽曲の歌詞から名付けたケース

All Time Lowは、New Found Gloryの“Head On Collision”からの歌詞“And it feels like I’m at an all-time low”という部分からとったそうです。いろんなバンド名を検討していたが、当時Blink182のカバーをやっていて、もう１つのポップパンクを代表するNFGのこの楽曲からインスパイアされたんだそうです。

Panic! At The Discoは、Name Takenの“Panic”からの歌詞“Panic at the disco, sat back and took it so slow”とThe Smithの”Panic”からの”Burn Down The Disco”に影響を受けたそうですが、そこに”！”を加えたのは忘れられないようなインパクトを考えたからとのことです。

Man OverboardはBlink182の”Man Overboard”から、The Story So Farはニューファウンドグローリーの”The Story So Far”から名付けたそうです。当時の人気バンドがわかりますね。

レイジアゲインストザマシーンは、ボーカル・ザックの前身バンドInside Outの楽曲”Rage Against The Machine”から、RadioheadはTalking Headsの”Radio Head”から名付けたんだそうです。ちなみにレディオヘッドはその前はOn A Fridayというバンド名だったんそうです。

参考記事：11 Bands Named After Songs

書籍名から名付けたケース

Of Mice And Men…ジョンスタインベックの”二十日鼠と人間”(1937)から
As I Lay Dying…ウィリアウムフォークなーの”死の床に横たわりて”(1930)から
My Chemical Romance…アーヴィンウェルシュの”エクスタシー”の原題”Three Tales Of Chemical Romance”から
Billy Talent…マイケルターナーのアメコミ”The Hard Core Logo”の登場人物Billy Tallentから
Avenged Sevenfold…聖書から
The Devil Wears Parada…”プラダを着た悪魔”から。映画からとも言えそうですね
Good Charlotte…児童本”The Girls Of The Good Day Orphanage”の主人公Charlotteから