CDは売れないのでライブで食っていくのが今のバンドの主流のようです

スティーブジョブスが音楽業界にもたらしたものとは?

スティーブジョブスさんの”配信革命”によって様々な業界の勢力図・利益構造が完全に崩壊・激変しましたが、

その中でも一番最初にターゲットにされてしまったのがわれらが音楽業界、特にCDの売り上げを柱にしていたレーベル業界とその周辺は大打撃を受けました。

iPodの登場で、”ディスクマン”で1枚1枚CDを持ち歩いていた人が何千曲を片手で収まるデバイスで携帯することになり(今では何曲入るんですか?)、

CDショップに行かなくてもダウンロードで新曲をゲットできるところから始まり、今では定額でなんでも聞けるところまで来てしまいました(汗)。

要はスティーブジョブス率いるアップルを始めとするIT産業が、音楽業界の売り上げの柱をごっそり持っていってしまったわけです。

ここで悪影響を受けたのが、

1位:レコード会社(レーベル)
2位:アーティスト
3位:CD卸
4位:CD小売
5位:CD機器製造メーカー

その他といった感じでしょうか。

とは言ってもユーザーにとっては非常に便利になった面もありますので、ここは時代の流れなのかもしれません。

この後には、映画やテレビなどの映像業界、出版業界、印刷業界などのデータに変換できるハードを作っていたところはほぼ全滅状態でやられましたね。

ジョブス恐るべしです

実際僕も家にあったCD2000枚近くを全部ユニオンに売ってしまったし(笑)、売り上げ不振によって音楽CD業界から退場しなければならない状況に追い込まれました。

青田買いで契約をしてもらい、楽曲の制作費や活動費を”前狩り”で契約金としてもらっていた若いバンドたちにとってもこの激変は相当な痛手だったと思います。才能あるバンドを育てるという意味でも、、、。

じゃあ彼らの収益源はどこになったのか?

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今の収益の主流は”ライブ”なんだそうです

アーティスト年収ランキングではここ数年テイラースウィフトが1位を獲得していますが、その金額が100億円超!

ハンパねぇなぁ〜と思いますが、ちょっと前まではマドンナが常に1位でした。その理由はワールドツアーを行うと彼女に200億近い収益が入ってくるからなんだそうです。

えっ?

マドンナは確か今所属している事務所はLive Nationという世界最大規模のイベント会社ですよね。他にもかなり有名なアーティストでレーベルとは契約を終了させて自主で活動しているなんて場合もあります。そんな時代です。

先日解散を発表したエアロスミスのスティーブンタイラーのライブのギャラは、週給200万ドルらしい!ちょっと前に話題になったX JAPANへのギャラ未払い騒動でもその額は数億単位でしたよね。

マジすげぇな!

まぁ上記は世界のトップクラスなのであれですが、夢はありますよね。

では僕が応援したい自主バンドさん達はどうしましょうか?

ライブハウスで主催するにもお金がかかるよね

有名になればイベント会社やプロモーターがオファーしてくれたり、フェスやイベントの依頼もたくさんくると思いますが、

それまでの活動がとても重要になるインディーズ・自主バンドにとって、自分を披露する場所、ライブハウスなどでの演奏の機会は非常に大切です。

ライブハウスではオーディションをやっているところもあるし、知り合いのバンドが有名になって共演させてくれる場合もあると思いますが、いざ自力でライブを主催する場合は、

やっぱりお金がかかります

入場料で元が取れるかアガリが出ればいいですが、そんなに甘くはありません。

なので、有名になるまで(自分でライブを主催できるようになるまで)は共演状態や全国をくまなく廻って、各会場で少額でもギャラをもらって地元の友達なんかに飯をおごってもらいましょう!

なんなら家に泊めてもらいましょう!

で、自分が有名になったら恩返しましょう。それでいいと思います。

が、それではこの記事の意味がないので(笑)1つ加えると、

そういった活動の過程で付随的に収益を上げてしかもファンを増やす道具、

”物販の自主製作・販売”

が効いてくると僕は考えます。

続く

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